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広報の後輩へ

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まず目的意識を持とう。目的と手段はなにか。もちろん目的-手段、主-従といった関係性は入れ子的であり、階層的であり、また1,0ではなく曖昧だったりする場合もあることには気をつけよう。 さて、その上で、新勧の目的はそれこそ新入生(あるいは2年生)の獲得であって、副次的にはあるイベントをみんな(部員)で楽しむなんてのもあって・・というところだろうか。 OBに助けてもらう、本を読んで勉強する、自分たちで考える・・あるいは看板を出す、なんてのはこのレベル(次元あるいは粒度、深さ)(新人獲得という目的の前)では手段に過ぎない。 これはあくまでも持論だけれど、まずこだわるべきは目的の達成であって、その次に手段がくる。つまり最善を尽くすために手段を制限する必要なんてない。(自分で行動や思考の枠を作っていないだろうか?いや、枠がないはずがないので、枠がないと思ったとしてもそれは認識できていないにすぎない。目的やリソース(予算・人・時間・能力・・)による枠は存在する。しかし、問題なのは不必要に枠を狭めることだよ。) で、本題なんだけれど、いや、真に伝えたいのはここまでで、この後は少林寺拳法でいうところの技の解説のような本題のふりをしたおまけなんだけれど、いくつかの具体的な話をすると その看板・パンフレット・パンフレットのそのページetc.の目標目的はなんだろうか?あるいはより上位の目標を達成するための手段だとして、どうその目標の達成に寄与するのだろうか?よく考えよう。明文化しよう。(人は頭の中でものを考えているときは曖昧さを見過ごしてしまいがちで、考えたふりをして考えがまとまっていないというのは良くある話。紙に書き出そう。言葉にすることではっきりとする。 cf. http://www.youtube.com/watch?v=nP2kc9BMWjE) さて、仮にそのページの目標・目的が定まったとしよう。そしたらあとはその目的に適うようなデザイン・写真・レイアウト・フォントを組み合わせるに過ぎない。ん?どういうレイアウトにすればいいかって?どうそれを学べばいいかの手段を列挙してみようか。 考える 考えることは大事だが、本来考えるという行為は十分な知識を元に類推や批判をするべきであって、何もない状態から考え始めることはおすすめできない(要はもっと勉強しようということ。↓とかで) デザイン系の本を読む ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版] 配色の本 良いデザイン例を集めた本(インスピレーションを得たり、まねたり) 他、本屋さんへGO! 他のを参考にする(批判的な目を持とう) 他部のパンフレットやビラ 過去のパンフレットやビラ 聞く 広報内で 先輩に デザインの得意な友人に さて、他に大事な観点として、類推(アナロジー・応用)というのがある。いまはパンフレットのページに関して述べてるわけだけど、これは何もこれに限った話ではない。「応用」をするのが大事なんだな。 この話を書くのにここまでで30分もかかっていない。どうしてかというと知っていることを書き出しているからにすぎないというのもあるんだけれど、「上位-下位」「目的-手段」「命題-具体例」という風な入れ子関係を展開するという手法を使っているからなんだな。もちろんbottom up・top downを使い分けよう。今回の場合で言えば、最初はパンフレットのデザインから始まり、そこで目的意識とそれの解決手段という構造を見いだしたほうがよりよいかなとbottom upし、そこからtop down的に話を戻したわけだ。 あるいは、はじめに結論を書き、また最後にまとめるという文章の書き方を使っている。そういうのは自分で考えることでもあるけれど、それ以上に知るべきことであると思う。だれも自分で積分を発明しようとは思わないよね?

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